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検討会の目的・進め方

伊勢湾流域圏全体の伊勢湾再生に向けた目標【森、川、海を含む全域】

伊勢湾再生に向けた目標及び基本方針

 伊勢湾は、急速な経済発展による環境への負の影響を受け、水質汚濁が慢性化し、赤潮、苦潮および貧酸素水塊の発生等による生態系への影響が懸念されています。また、沿岸域では国土保全のための海岸保全施設等の整備が進められ、安全性は高まったが、一方で人々と伊勢湾との関わりが減少している状況にあります。

 そこで、伊勢湾流域圏の現状を鑑み、より良い水環境のもと、多様な生物が生息・生育でき、産業物流拠点としての優れた機能を活かしながら、人々が集まり、安全で憩い安らぎを感じられる伊勢湾を目指し、以下の目標及び基本方針を設定しました。


検討体制

 伊勢湾再生への取り組みを推進するため、「伊勢湾再生推進会議」を設置。

 「伊勢湾再生推進会議」は、閉鎖性水域である伊勢湾(三河湾含む)の再生のため、伊勢湾とその流域における森、川、海、都市それぞれの取り組みにより、健全な水・物質循環を取り戻し、水質及び生態系の改善・回復を図るとともに、水辺、海辺における人と水とのふれあいの機会を促進する。そのために、総合的な伊勢湾再生への取り組みと地域活性化の醸成を重点に置いた総合的な「伊勢湾とその流域の環境改善」のための行動計画(以下「行動計画」という。)を策定し、これを推進するとともに定期的なフォローアップを行う。

 詳細は、下記ページ

海域における伊勢湾再生に向けた検討

検討体制


伊勢湾再生海域検討会

 「伊勢湾再生海域検討会」は伊勢湾再生推進会議において採択された基本方針を受け、海域の観点から行動計画に反映させるべき目標や施策などを具体的に検討していくために設置された組織です。

 また、三河湾の個別課題を解決するため「三河湾部会」も設置しています。

 検討会は、学識経験者、専門家、NPOなどにより構成されています。 

海域検討会の主な検討項目
  •  伊勢湾の海域での環境改善の目標設定
  •  評価方法の考え方(アピールポイント)について提案
  •  行政・住民・NPO・学識者等との連携手法


・伊勢湾再生推進会議において、策定された伊勢湾再生行動計画について、海域での取り組みを具体化した「伊勢湾再生海域推進プログラム~豊饒な宝の海を取り戻すために~」第Ⅰ期が平成20年3月に策定され、平成31年3月からは『伊勢湾再生海域推進プログラム~豊饒な宝の海を取り戻すために~』第Ⅱ期が始まりました。

検討の進め方

 行政関係者と学識者、研究機関、地域住民、NPOが連携を図り、また専門家等による意見を取り入れることのできる体制により検討を進めます。