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海域検討会等の検討結果

 海域検討会等では、伊勢湾再生に向けた様々な取組や環境のシミュレーションの実施等を行っています。

 このページでは、今、伊勢湾の海域で起こっている課題や解決に向けた対策について、海域検討会で検討した内容や環境のシミュレーションから分かった事などを掲載しています。

伊勢湾再生海域推進プログラム

 平成19年3月に「人と森・川・海の連携により健全で活力ある伊勢湾を再生し、次世代に継承する」ことをスローガンとした”伊勢湾再生行動計画”が策定されました。

 そのような中で、海域での取り組みを具体化した「伊勢湾再生海域推進プログラム」を平成20年3月に伊勢湾再生海域検討会において策定し、平成31年3月より「伊勢湾再生海域推進プログラム(第Ⅱ期)」が始まりました。

 添付のファイルをご覧ください。

伊勢湾シミュレーターの開発から運用へ

 伊勢湾では度々苦塩が発生していますが、、一度、苦潮が発生すると、シャコ・アナゴなどの海の幸が打撃を受けたり、干潟に棲息しているあさりの稚貝が大量に死ぬなど、経済的に大きな影響を及ぼします。 

 今後、港湾整備をするにあたり、貧酸素発生による環境問題を解決する方策も併せて考えていくことが求められています。

 伊勢湾水域において、複雑な地形や流れ、微生物等の生息状況等を詳細に解明出来る「伊勢湾シミュレーター」を開発しました。 

 これまでの開発から精度向上、運用に向けた検討状況を添付ファイルにまとめました。

伊勢湾シミュレーターで分かったこと①

 これまで、伊勢湾シミュレーターでは様々な検証を実施してきました。 

 今回、解析で分かってきた2つの事例をまとめました。 

  1. 今、アサリ漁獲量が激減しているのは何故?  
  2. 流入負荷は減ったのに貧酸素水塊の発生が減らないのは何故?  

 添付のファイルをご覧ください。

伊勢湾シミュレーターで分かったこと②

 これまで、伊勢湾シミュレーターでは様々な検証を実施してきました。

 今回、1950年代の豊穣性が何故失われたかを解析した事例をまとめました。

  1. 生物が何故減少した?  
  2. 何故水質環境は改善しない?  

 添付のファイルをご覧ください。

伊勢湾シミュレーターで分かったこと③

 これまで、伊勢湾シミュレーターでは様々な検証を実施してきました。

 今回は、餌の環境、酸素量の環境に着目し、アサリが生息しやすい地域を判定しました。  

 良質な土砂を得ることができ、浅場を造成することができれば、海域環境を改善することが期待されます。 

 添付のファイルをご覧ください。

三河湾部会の取り組み

 三河湾部会では、三河湾での環境改善の取り組み等を、皆様に少しでもご理解していただけるよう、専門用語を極力排除し、比較的易しい文章でまとめたプレゼンテーション資料(コンセプト版)を作成しました。 

衣浦港の深掘跡の特徴をシミュレート

 衣浦港には土地造成等に利用するため深く掘られた場所があります。

 この深掘跡は貧酸素水塊が滞留すると考えられます。

 深掘跡の埋め戻しによる環境改善効果を検討するため、深掘跡の特徴を伊勢湾シミュレーターで解析しました。

 添付のファイルをご覧ください。

三河湾の深掘跡の埋め戻しについて

三河湾には土地造成等に利用するため深く掘られた場所があります。

 この深掘跡は貧酸素水塊の発生要因と考えられます。愛知県と国土交通省が協力した深掘跡を埋め戻し、上層には良質な覆砂を実施しています。

 添付のファイルをご覧ください。

干潟、浅場等の整備(シーブルー事業)について

 三河湾の水質に関する課題に対して、平成10~16年度に中山水道航路事業で発生した浚渫土砂を有効活用し、約620haの干潟・浅場造成、覆砂を実施したところ、水質、底質改善や生物の多様化といった効果が確認できました。