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【開催結果】伊勢湾再生シンポジウム2025を開催しました。
2025年9月12日
伊勢湾再生シンポジウム2025を開催しました。当日は約140名の方に参加頂きました。
日時
令和7年9月9日(火) 14:00~17:00
会場
三重県総合文化センター 小ホール(三重県津市一身田上津部田1234 地下1階)
内容
1)主催者挨拶
中部地方整備局 副局長 中原 正顕
健全で活力ある豊かな「伊勢湾」を再生し、次世代に継承していくことが重要とし、シンポジウムが「豊饒な宝の海」を取り戻すことに寄与することを願うものでした。 |
2)来賓挨拶
三重県漁業協同組合連合会 常務理事 植地 基方
令和7年11月に行われる「全国豊かな海づくり大会」に触れられるとともに、本日のシンポジウムが伊勢湾再生の第一歩となることを祈念するという言葉を頂きました。 |
3)基調講演
「水環境管理等に関する最近の動向」
環境省 水・大気環境局 環境管理課 環境創造室 室長 森川 政人
伊勢湾における全窒素及び全燐の環境基準の水域類型の見直し検討や第10次水質総量削減について講演頂きました。 水環境管理等に関する最近の動向 |
4)話題提供
「伊勢湾再生海域検討会の取り組み状況について」
中部地方整備局 海洋環境・技術課 脱炭素化技術係長 堂坂 康二
伊勢湾再生海域検討会の取組として、今回はモニタリング、情報発信、数値シミュレーションについてご紹介いたしました。 伊勢湾再生海域検討会の取り組み状況について |
「三重県鳥羽市における令和の里海モデル実証事業について」
三重大学大学院 生物資源学研究科 助教 山本 康介
三重県鳥羽市を対象として、里海に着目した研究内容についてご紹介頂きました。 三重県鳥羽市における令和の里海モデル実証事業について |
「伊勢湾の漁業振興に向けた取組について」
三重県 農林水産部 水産基盤整備課 漁場・漁村整備班 班長 奥村 宏征
三重県による伊勢湾の漁業振興の主な取組のうち、「干潟・浅場の保全・再生の取組」「漁業者等による干潟・浅場、藻場の保全活動への支援」「漁協等による共同利用施設の整備への支援」「「海業」の推進」についてご紹介頂きました。 伊勢湾の漁業振興に向けた取組について |
5)パネルディスカッション
コーディネーター:日本福祉大学 特任教授/伊勢湾再生海域検討会 活動WG座長 千頭 聡
パネリスト :環境省 水・大気環境局 環境管理課 環境創造室 室長 森川 政人
三重大学大学院 生物資源学研究科 助教 山本 康介
鳥羽磯部漁業協同組合 戦略企画室 室長 小野里 伸 取組紹介①
住友大阪セメント株式会社 セメント・コンクリート研究所 研究員 松本 信二 取組紹介②
公益財団法人笹川平和財団 海洋政策研究所 研究員 嵩倉 美帆 取組紹介③
各パネリストから取組紹介を頂いた後に環境、経済、社会というテーマで議論を進めて頂きました。それぞれが重なっているところに着目するとともに、海というフィールドが持つ可能性について活発に議論頂きました。 |