国際拠点港湾 名古屋港〈なごやこう〉
1.名古屋港の概要
名古屋港は、伊勢湾奥部に位置しており、遠浅の海を浚渫し、その土砂で土地造成を行ってきた港です。造成された土地に多くの企業が立地し、生産拠点や物流拠点が形成されています。
また、背後圏には自動車、工作機械、航空宇宙、鉄鋼、電気製品等の産業が集積しており、同港は、2020年総取扱貨物量が19年連続全国1位(速報値)の港として中部地域の「ものづくり産業」の物流を支えています。
2.名古屋港の取扱貨物データ
出典:貿易額は財務省「貿易統計」、貨物量2017~2020年は港湾統計(年報)、2021年は国土交通省港湾局調べ
出典:2017~2020年は港湾統計(年報)、2021年は国土交通省港湾局調べ
※ 国際フィーダー:内貿のうち、国際コンテナ戦略港湾で積替えられて輸出入されるコンテナ貨物量。
注1)国際フィーダーは港湾管理者に可能な限り調査・提供頂いたものであり、全量を把握できないため、参考値であることに注意
注2) 国際コンテナ戦略港湾:京浜港(東京港、川崎港、横浜港)、阪神港(神戸港、大阪港)
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出典:国土交通省港湾局調べ
3.名古屋港の主な定期航路(2022年5月1日現在)
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港湾管理者HP、海上定期便ガイド2022年版(内航ジャーナル(株))、船社HP等を基に中部地方整備局港湾空港部港湾計画課作成
4.名古屋港が取り扱うコンテナ貨物の生産地・消費地シェア
資料:平成30年度全国輸出入コンテナ貨物流動調査より国土交通省港湾局作成